論文式試験会計学第５問で出題される総合問題対策に的を絞った「演習用教材」です。
計算コンプリートトレーニング＜財務会計論＞などの回転用教材を用いた個別問題の習得と併せて必要となる、総合問題特有の対策を効果的に行うことを可能にする教材です。

「個別問題から総合問題への橋渡し」

特徴１ 「論文式試験会計学第５問対策に的を絞った講座」

論文式試験の会計学（午後）では、例年、連結会計・組織再編の総合問題が出題されますが、平成27年以降は第５問においてこれが出題されています。連結会計・組織再編という分野は、個別問題が解けるようになっても総合問題がすぐに解けるわけではありません。総合問題は複数の個別問題を組み合わせて構成されていますから、個別問題が解けることは総合問題を解くための大前提ではありますが、それだけでは不十分なのです。つまり、総合問題を解くためには、個別問題を解く力とは別の力も必要とされるのです。具体的には、膨大な量の問題文から情報を整理し正しく読み取る力（情報整理能力）、問題に含まれている論点を正しく抽出する力（論点抽出力）、子会社・関連会社ごとに迅速かつ正確に会計処理を行う力（知識のあてはめ力）、各社の数値を集計して財務諸表計上額を算定する力（集計力）などがそれにあたります。このような力は個別問題の回転のみで身に付くものではありませんから、総合問題の演習を通じて、経験として身に付けなければなりません。本講座は、このような総合問題の解答上必要とされる力を身に付けることで、「個別問題が解ける」と「総合問題が解ける」の間にある大きな溝を埋め、両者を橋渡しすることを目的としています。

特徴２ 「演習用教材としての様々な工夫」

計算コンプリートトレーニング＜財務会計論＞は、収録されている問題を繰り返し演習することを通じて、網羅的に各論点の習得を図るために作られた回転用教材です。これに対して、計算コンプリートトレーニング＜財務会計論＞総合問題編は、総合問題に対する初見対応力の向上を図るために作られた演習用教材であり、繰り返し演習することを想定した回転用教材ではありません。受験対策上、演習に用いる総合問題は「初見でどれだけ正答できるか」を測定することが唯一の存在意義です。そのため、各問題には標準解答時間や戦略ごとの目標点が示されており、また、下書き例や解答の指針などの「解き方」にフォーカスを当てた情報も数多く掲載されています。解説講義も各論点の説明は原則として行わず、解き方を中心とした総合問題特有の注意事項の説明に徹しています。さらに、付録として合格間もない優秀なチューター４名の下書き例がつきますので、問題及び解答・解説以外に提供されるこれらの豊富な情報そして解説講義を通じて、総合問題との向き合い方のヒントを掴むことが可能となります。

2025年論文式試験を受験予定の方(初回受験者も含む)

全11問

講師

渡辺克己

プロフィール

平成７年慶應義塾大学経済学部卒業
公認会計士受験指導歴31年
財務会計論の計算(簿記)と理論(財務諸表論)をともに担当し、いずれも作問と講義を行う
平成５年公認会計士第２次試験合格、公認会計士
平成29年12月よりCPA会計学院講師

講義視聴期限

2025年8月末迄

発送教材

• 問題編：１冊
• 解答解説編：１冊
• 解説講義：全ての問題に対して解説講義が付きます

※本商品にはWEBテキストは付随しておりません。
※2024年合格目標のものとすべて同一内容となっております。

なお、チューター下書き例と講義画面集は、動画視聴ページから各自PDFにてダウンロードできます。

発送時期

2024年6月1日より初回発送し、以降ご注文から１週間以内に発送します。
​銀行振込の方はご入金確認後１週間以内に発送します。

【重要】転売目的及びクレジットカードの不正利用が疑わ